可児波起

2023年10月15日13 分

SNS広告のメリットはこれだけ凄い!潜在層から顕在層。認知から獲得までオールマイティ


<海辺の部屋:紹介>

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【資格等】:NewsPicksビジネスエキスパート、中小企業デジタル化応援隊、介護職初任者研修、日本医療事務協会認定保険請求技能検定試験、JASRAC会員、診療報酬請求事務能力認定試験


第1部: SNS広告の基礎知識となぜ今、注目されるのか


 
SNS広告とは?


 
SNS広告とは、Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアプラットフォーム上で表示される広告です。これは、ユーザーの趣味や興味、過去の検索履歴などに基づいて最適化されるため、非常に効果的にターゲティングすることができます。


 
なぜSNS広告が注目されるのか


 
ここ数年で、SNS利用者の数は飛躍的に増加しています。例えば、日本のLINEやTwitterは、ユーザー数が増加の一途をたどっています。また、世界的にはFacebookやInstagramがその代表格ですね。


 
僕自身も、数々の企業のSNS広告運用を担当してきましたが、その効果の高さには毎回驚かされます。特に、ある日本の大手アパレルブランドの広告キャンペーンで、Facebook広告を使用した際、短期間でのフォロワー数の増加や、実際の店舗での売上げ増加を実感しました。


 
SNS広告の最大の特長は、"オールマイティ"に機能する点です。潜在的な顧客層から、実際の購買を行う顕在的な顧客層まで、広告は段階を踏んで効果を発揮します。認知の段階から購入、さらにはリピート購入に至るまでの顧客の旅路(カスタマージャーニー)に沿って、最適なメッセージを伝えることが可能です。


 
SNS広告のメリット
 

  1. 高いターゲティング効果: SNSのプラットフォームは、ユーザーの興味や行動データを持っています。これを利用することで、非常に狭いターゲット層に効果的にアプローチすることが可能です。
     

  2. 多様な広告フォーマット: 動画、画像、ストーリーズなど、様々なフォーマットで広告を展開できます。これにより、メッセージを多角的に伝えることができます。
     

  3. 予算の柔軟性: 広告の予算を上限設定することができるため、無駄な出費を抑えることが可能です。

僕が過去に手掛けたある食品ブランドの事例では、Instagramのストーリーズ広告を活用して新商品の認知を高めるキャンペーンを展開しました。結果として、キャンペーン期間中の売上が平均で20%も増加しました。
 

 
これで第1部を終わります。SNS広告には多くのメリットがあり、適切な戦略とともに活用することで、驚くべき成果を上げることが可能です。次の部分では、SNS広告を使った成功事例を詳しく解説していきます。
 


 
第2部: SNS広告の成功事例とその背景


 
LINEの動画広告がもたらすインパクト


 
日本のSNSシーンではLINEが絶大な人気を誇っています。そのLINEでの動画広告の効果は、他のSNSと比較しても非常に高いと言えるでしょう。


 
僕がかつて関わった、ある日本の化粧品ブランドの事例をお話しします。このブランドは新しいスキンケア商品のローンチの際、LINEの動画広告を中心としたキャンペーンを行いました。15秒のショートムービーで商品の特長を伝え、さらに特設サイトへの誘導を試みました。


 
その結果、キャンペーン期間中のサイトへの訪問者数が前月比で250%の増加を記録。また、実際の商品の販売数も前月の2倍以上となりました。


 
Twitterでのインフルエンサー活用


 
世界的に利用者数の多いTwitter。ここでは、インフルエンサーとのコラボレーションが非常に効果的です。


 
あるファッションブランドは、トップインフルエンサーとのコラボレーションを通じて新しいコレクションのプロモーションを行いました。このインフルエンサーとの連携により、ブランドの認知度が飛躍的に上昇。キャンペーン期間中のフォロワー数は10%増加し、オンラインショップの売上げも平均で15%の伸びを見せました。


 
Instagramショッピングでの直接販売


 
Instagramは、ビジュアルが魅力のSNSです。そして、近年導入された「ショッピング機能」は、多くの企業にとって新たな販売チャネルとして注目されています。


 
僕が協力した、アートブランドは、Instagramショッピングを用いてアート作品の直接販売を試みました。結果として、1ヶ月での売上が平均30%増加。特に20代〜30代の若い層からの購入が目立ちました。


 
このように、SNS広告は多種多様なアプローチで効果を発揮します。様々なプラットフォームの特長を活かして戦略を組み立てることで、驚くべき結果を得ることが可能です。次の部では、SNS広告のデメリットとその対処法について解説していきます。


 
第3部: SNS広告のデメリットとその対処法


 
迅速な変化に対応する難しさ


 
SNSのトレンドやアルゴリズムは日々変化しています。昨日まで効果的だった手法が、今日では通用しないことも。これは、企業にとっては絶えず新しい戦略を練り直さなければならないというプレッシャーにつながります。


 
対処法: 定期的にSNSのトレンドをチェックし、試行錯誤を繰り返しながら最適な手法を模索することが大切です。また、SNS各社の公式ガイドや情報を参照することで、最新のアップデート情報をキャッチできます。


 
ROIの計測の難しさ


 
SNS広告の成果を数値でしっかりと把握するのは容易ではありません。特に、ブランドの認知度向上などの非物質的な成果を量るのは難易度が高いです。


 
対処法: 詳細なトラッキングツールを利用することで、どの広告がどれだけの成果をもたらしたのかを把握することが可能です。Google AnalyticsやFacebook Pixelなど、各SNSに対応した解析ツールの利用がおすすめです。


 
ネガティブなフィードバックのリスク


 
SNSはユーザーの声が直接企業に届く場所。広告に対するネガティブな反応やクレームが直接コメントとして付けられることもあります。


 
対処法: まずは、ネガティブなフィードバックに対して迅速かつ適切に対応することが大切です。また、事前の広告テストを行うことで、ユーザーの反応を予測し、問題点を修正することも考えられます。


 
ターゲット層の限定性


 
全てのSNSが全てのターゲット層に適しているわけではありません。例えば、若年層へのアプローチはInstagramやTikTokが有効ですが、ビジネス層へのアプローチはLinkedInが最適です。


 
対処法: 事前にターゲット層のSNS利用傾向をしっかりと調査し、最も適したプラットフォームで広告活動を展開することが重要です。


 
SNS広告には数多くのメリットがありますが、それと同時にデメリットも存在します。しかし、適切な対処法と戦略を持って取り組めば、これらのデメリットを最小限に抑えることが可能です。次回、最終部ではSNS広告をより効果的に活用するための具体的なステップを解説します。


 
第4部: SNS広告を効果的に活用するための具体的ステップ


 
ゴールを明確に設定する


 
SNS広告を開始する前に、何を目的として広告を打つのかを明確にしましょう。ブランド認知の向上、製品の販売、ウェブサイトへの誘導、など、具体的なゴールを設定することで、効果的な戦略が立てられます。


 
ターゲット層を絞り込む


 
SNSの利点は、ユーザーの趣味、興味、職業など、様々な属性に基づいてターゲティングできる点です。例えば、日本の若者を対象にしたファッション商品なら、InstagramやTikTokを中心に、特定の年代や興味を持つユーザーをピンポイントでターゲットすることができます。


 
A/Bテストを行いながら最適化する


 
僕がこれまでの経験で学んできたことの一つは、広告の内容やデザイン、配信時間など、微妙な違いが結果に大きく影響するということです。Facebook AdsやGoogle Adsなど、多くの広告ツールではA/Bテストが可能です。異なる広告内容やデザインでの配信を行い、どれが最も効果的かを検証することで、広告の質を高めることができます。


 
コンテンツの質を重視する


 
AppleやNikeなどの国際的な大手企業から、日本の地方の小さな企業まで、共通して言えることは、コンテンツの質が成果を左右するということです。魅力的なビジュアル、伝えたいメッセージが明確な文言、そしてユーザーの興味を引きつけるストーリー。これらの要素をしっかりと練り込むことで、SNS広告の効果は格段に上がります。


 
定期的に結果を分析し、戦略を見直す


 
広告の配信は一度設定したら終わり、ではありません。定期的に結果をチェックし、そのデータを基に次回の戦略を見直すことが必要です。この繰り返しによって、徐々に最適な広告戦略が見えてきます。


 
最後に、SNS広告は単なる宣伝手段ではありません。それは、企業と消費者が直接コミュニケーションをとる場でもあります。僕のポリシー「マーケティングは愛である」という言葉の通り、ユーザーとの信頼関係を築く手段として、SNS広告の力を最大限に活用していきましょう。
 

主要なSNS広告プラットフォーム別のメリット・デメリットと効果を詳しく解説します。


 
Facebook広告


 
メリット:

  1. 巨大なユーザーベース: 世界最大のSNSであり、多様な年齢層のユーザーがいます。

  2. 詳細なターゲティング: 趣味、興味、地域、年齢など、非常に細かいセグメントでのターゲティングが可能です。

  3. 多様な広告フォーマット: 動画、画像、カルーセル、ストーリーなど、様々な広告形式が利用できます。

デメリット:

  1. 競合が多い: 多くの企業が広告を行っているため、目立つのが難しい場合があります。

  2. コストが高騰: 競争が激しい業界やキーワードでは、広告のコストが高くなる可能性があります。

効果: ブランドの認知度向上、商品やサービスの売上拡大、ウェブサイトへの誘導など、目的に合わせた効果が期待できます。


 
Instagram広告


 
メリット:

  1. 若い層に強い: 若い世代を中心に、高いエンゲージメントを持つユーザーが多い。

  2. ビジュアル重視: 画像や動画を中心としたコンテンツが魅力的に展開される。

  3. ストーリー広告: 期間限定のストーリー広告が利用可能。

デメリット:

  1. テキスト情報の限界: 画像や動画中心のため、多くのテキスト情報は伝えにくい。

  2. 競合が多い: ブランドや企業が積極的に広告を展開している。

効果: ブランドのイメージ強化、新商品の紹介、イベント情報の伝達などが効果的。


 
Twitter広告


 
メリット:

  1. リアルタイム情報の拡散: 瞬時に情報が拡散される特性を持つ。

  2. ハッシュタグの活用: キャンペーンやイベントをハッシュタグで盛り上げることが可能。

  3. 動画コンテンツ: プロモーション動画やGIFなど、さまざまなフォーマットの広告が展開できる。

デメリット:

  1. 短いライフサイクル: ツイートの寿命が短いため、持続的な露出が難しいことがある。

  2. 反応が分かれやすい: ネガティブな反応や意見も即座に拡散されることがある。

効果: 新製品のローンチ、リアルタイムなキャンペーンの展開、意見やフィードバックの収集に向いています。


 
これらのSNSはそれぞれ独自の特性やユーザーデモグラフィックを持っています。効果的な広告キャンペーンを展開するためには、それぞれのプラットフォームの特性を理解し、適切な戦略を練ることが必要です。

よくある質問と答え


 
Q1: Facebook広告とInstagram広告の主な違いは何ですか?


 
A1: FacebookとInstagramは異なるユーザーベースと使用目的を持っています。Facebookは広い年齢層に対して、友人や家族とのコミュニケーションツールとして使用される傾向があります。一方、Instagramは若い層が中心で、ビジュアル中心のコンテンツが多いです。広告戦略を考える際は、ターゲット層やブランドのイメージに合わせて選択すると良いでしょう。


 
Q2: Twitter広告の反応が分かれやすいとはどういうことですか?


 
A2: Twitterはリアルタイム性が高く、ユーザーが即座に反応を示すプラットフォームです。このため、広告やキャンペーンの内容によっては、肯定的な意見だけでなく、批判的な意見もすぐに広がることがあります。広告を出稿する際には、そのリスクを考慮することが大切です。


 
Q3: SNS広告のコストはどのくらいですか?


 
A3: SNS広告のコストは、プラットフォームや目的、ターゲティングの設定によって大きく異なります。例えば、競合が多いキーワードや業界では、クリックあたりのコストが高くなることがあります。具体的な予算設定や効果的な戦略については、専門家の意見を取り入れると良いでしょう。


 
Q4: 若い層をターゲットにしたい場合、どのSNSが最適ですか?


 
A4: 若い層をターゲットにする場合、InstagramやTikTokなどのビジュアル中心のSNSが効果的です。これらのプラットフォームは、若いユーザーが多く、日常的にアクティブに利用しています。


 
Q5: SNS広告の成果を測定する方法はありますか?


 
A5: はい、各SNSプラットフォームは広告管理ツールを提供しており、これを利用して広告の成果を詳細に測定することができます。クリック数、インプレッション、エンゲージメント率、コンバージョン数など、多様なKPIを設定して成果を確認することが可能です。


 
まとめ


 
SNS広告は、今やデジタルマーケティングにおいて欠かせない手法となっています。それぞれのプラットフォームが持つ独特の特徴を理解し、効果的に活用することで、ターゲットとするユーザー層に精確にアプローチすることができます。FacebookからTwitter、Instagram、そしてTikTokまで、その特性やメリット・デメリットは多岐にわたりますが、これらを適切に組み合わせることで、多様なマーケティング戦略を展開することが可能です。


 
僕の感想


 
僕は、デジタルマーケティングのスペシャリストとして、さまざまな企業やブランドのSNS広告戦略をサポートしてきました。そして、その都度感じるのは、SNS広告の力は計り知れない、ということです。しかし、その力を最大限に引き出すためには、常に変わるプラットフォームのトレンドをキャッチし、ユーザーのニーズに応じて柔軟に戦略を変える必要があります。


 
僕のポリシー「マーケティングは愛である」を胸に、これからもSNS広告を通じて、ブランドとユーザーが真につながる瞬間を創出していきたいと思っています。人を大切にすること、それが最終的には真の成果につながると信じています。
 
それでは、皆さんもSNS広告の世界での新しい挑戦を、心から楽しんでください。


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「海辺の部屋」は、神奈川県横須賀市の、相模湾まで「190歩」のオフィスで、四季の移り変わりを丁寧に感じながら、「 デジタルマーケティング 」「 Webマーケティング 」のスペシャリスト・プロフェッショナルとして業務を行なっています。

お取引させて頂いたクライアントは、40社を超え、ナショナルクライアントと呼ばれる大きな企業から、地方自治体、NPO法人まで、様々です。

「人に優しく」

「マーケティングは『愛』である」

という言葉を大切にし、丁寧にお仕事させて頂いています。


 

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【可児波起:海辺の部屋 CEO:】


 

ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。


 

「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている


 

【可児有紀子:海辺の部屋 CDO(チーフデザインオフィサー):】


 

ファッションデザインスクールを経てアパレル業界へ。パターンなどの基礎を学びながら、独学でWebサイト制作、ECサイト制作などを行う。医療領域で「医療事務」として10年従事。介護職員初任者研修取得、アロマセラピースペシャリストとして、高齢者、障がい者の介護職に従事。デザイン領域ではAdobe系(Photoshop、Illustrator、XD)を駆使し、マーケティングをベースに「UI/UXデザイン」に特化したWebデザイン、グラフィックデザインを生み出す。

大の「猫好き」で、保護猫3匹と暮らし、保護猫ボランティアの支援も行う