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KNOWLEDGE

AI業務ルールを読み直すとVERSIONが違った――1.0の説明と1.3の正本を分けた記録

​著者:可児波起

​確認日:

2026年10月10日

​更新日:

2026年10月10日

ANSWER

​【結論】

AIが以前の会話で説明していた業務ルールは、実行時の正本とは限りません。作業前にGoogleドキュメントの現在のVERSIONと必要な規則を読み直し、対応する業務スプレッドシートの構造や設定も現物で確かめます。

2026年10月4日、可児波起がAI業務OSを整えていた会話では、前半の説明はVERSION 1.0でしたが、後半に実際に読んだ正本はVERSION 1.3で、対応するTASK_MASTERは46列でした。

オフホワイトの背景に、左は文字線の淡い灰色の資料、右は紺色の輪郭と青緑の文字線が鮮明な資料を置き、二枚の間を曲線矢印がつなぐ図です。古い説明から正本を読み直すことを表しています。

Explanation

【詳しく解説】

「VERSION 1.0」。2026年10月4日、AIに仕事を任せる運用ルールは、会話の前半でそう説明されていました。ところが同じ仕事の後半にGoogleドキュメントを実際に開くと、「VERSION 1.3」と記されていました。

僕は当時、ニュース会話からKnowledgeやBlogの記事素材を拾い、複数のプロジェクトにまたがる仕事をAIへ引き継ぐ仕組みを整えていました。ルールはGoogleドキュメントへ、タスクの状態はGoogleスプレッドシートへ保存する方式です。

以前の説明と後から読んだ正本が食い違った場合、どちらに従えばよいのでしょうか。今回は実際の読み取り記録を通じて、その違いを確認します。

運用ルールと仕事の状態は、別の保存先にありました

僕が「AI業務OS」と呼んでいた仕組みでは、「AI業務OS|タスク登録・運用ルール」というGoogleドキュメントに、仕事の整理や実行に関する共通の決まりを置いていました。

対応するGoogleスプレッドシート「AI業務オペレーション|News to Action」には、依頼を受け取るINBOX、正式な仕事を管理するTASK_MASTER、実行履歴などを記録していました。

こうして外部に記録を置けば、別の会話やAIからも共通の内容を使えます。ただし、資料を保存しただけで、その時点のAIが実際に読んだことにはなりません。

共通の保存先へ実際に情報を集められるかについては、別々のChatGPTプロジェクトから同じINBOXへ3件登録できた横断テストで、独立した三つの記録と確認できた範囲を紹介しています。

会話の前半は1.0の説明、後半は1.3の実物確認でした

2026年10月4日の会話を整理した採掘台帳には、前半の引き継ぎ説明がVERSION 1.0として扱われていたと記録されています。

その後、ニュース採掘を自動化する作業の前に、AIがGoogleドキュメントの本文を取得しました。後半の実物読み取りではVERSION 1.3と表示されていました。

ここで重要なのは、前半の1.0について、その時点でドキュメントの原本を直接開いたという記録がないことです。前の説明と、後から実際に読んだ正本の表示が違ったという範囲で理解します。

正本の変更は、業務シートの列構造にも関わります

後半で読んだルールには、INBOXから正式タスクへ整理する手順、タスクの種類や状態、dotの共通運用、複数の処理が競合する場合の注意などが記載されていました。

同じ作業で業務シートのメタデータを取得すると、03_TASK_MASTERは46列ありました。担当や周期、承認条件、実行を識別するIDなども、仕事を正しく扱うための情報です。

以前の説明だけを使えば、後から追加された項目を見落とす可能性があります。ただし、46列という構造を確認したことと、全タスクの値や改善効果まで確認したことは別です。

過去の説明を履歴として残し、実行前には正本を読み直します

僕は、前の会話に残る説明を消したいわけではありません。過去の判断をたどるためには、当時どのような内容で考えていたかを残すことが役立ちます。

しかし、これから実行するAIには、いま使うルールのVERSIONと必要な内容を読み、シートの設定や列見出しを確かめてほしいのです。

資料が読めない場合や、記載内容と現物が食い違う場合は、古い会話の説明から推測して操作を進めません。正本を読めること自体も、送信や削除を許可するものではありません。

作業の現在地を引き継ぐ考え方は、AI作業を別スレッドへ引き継ぐとき、成果物だけでなく「作業状態」を渡すでも扱っています。

2026年10月10日の正本は、さらにVERSION 1.12でした

この記事の制作時に同じルール文書を実際に取得すると、VERSIONは1.12でした。対応する03_TASK_MASTERも46列と確認できました。

これは10月4日の1.3とは、確認した時点が異なる記録です。版名を単純な小数として比較したり、番号の違いだけで改訂者や変更順序を推測したりはしません。

今回の資料では、1.0として説明された時点から1.3が確認されるまでの全編集履歴や、その後1.12までの全変更内容は分かりません。

今回の経験から残せる知

確認できたのは、会話前半の説明がVERSION 1.0だったのに対し、後半に実際に読んだ正本は1.3だったこと、連動するTASK_MASTERが46列だったことです。

古い説明に従ったために誤実行が起きたとか、再読によって失敗が何件減ったという実測結果はありません。

僕がこの経験から残したいのは、AIに運用ルールを外部保存しただけで終わらせないことです。過去の会話は履歴として残し、次の仕事は今読める正本と業務シートの現物から判断します。

制作ルールの再読を工程化した別の事例は、ルールをProject Sourceに保存しただけでは引き継げなかったでも紹介しています。

このKnowledgeの関連知識

引き継ぎ時の状態確認:AI作業を別スレッドへ引き継ぐとき、成果物だけでなく「作業状態」を渡す。

旧版と正本の区別:AI向けProject Sourcesは増やすだけでは整理できない。

実行直前の再読:ルールをProject Sourceに保存しただけでは引き継げなかった。

EVIDENCE

【根拠・検証】

VERSION 1.0という説明があったこと

非公開会話の採掘台帳E-20261004-175547-T6F3には、2026年10月4日の会話前半にVERSION 1.0として説明されていたことが記録されています。これは当時の文書原本を直接読んだ証拠ではありません。

VERSION 1.3の正本を実際に取得したこと

E-20261004-175547-D9S1には、会話後半に「AI業務OS|タスク登録・運用ルール」を実際に取得し、VERSION 1.3とその本文を確認したことが記録されています。

TASK_MASTERが46列あったこと

E-20261004-175547-U1F7には、業務シートの03_TASK_MASTERが46列であることをメタデータで確認した結果が残っています。2026年10月10日にも46列と確認しました。

未確認の範囲

2026年10月10日の現行DocはVERSION 1.12でした。版の変更主体や全編集履歴、古い説明による具体的な誤実行、再読の改善効果は確認していません。

SOURCES

【情報源】

MATERIAL|非公開会話のKnowledge採掘台帳 候補K-20261004-175547-L4X2とEvidence T6F3/D9S1/U1F7を参照しました。原会話全文は今回独立に再取得していません。

LIVE SOURCE|AI業務OSの正本Googleドキュメント 「AI業務OS|タスク登録・運用ルール」を2026年10月10日に取得し、VERSION 1.12を確認しました。

LIVE SOURCE|業務状態のGoogleスプレッドシート 「AI業務オペレーション|News to Action」の03_TASK_MASTERが46列であることを確認しました。

確認範囲 過去の全改訂履歴、変更者、誤実行や再読効果については未確認です。

Author

【著者】

可児波起

​マーケティングデザイナー / DXコンサルタント / 音楽家

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