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執筆者の写真可児波起

BtoB企業において「導入事例」は最大の価値がある。しかし「何を」書くのかには要注意



「BtoB」企業のサイトでは、『導入事例』が、かなり大きな力を持つと思います。

コーポレートサイトやサービスサイトの、トップページには、必ずと言っていいほど、導入した企業のロゴや事例が書かれています


そのクライアントが、有名であるほど、価値があります。


「外からのYES」


と呼んでいるのですが、

自社でどれだけ「素晴らしいか」を言うより

他社が、どれだけ「素晴らしかったか」を言ってくれることの方が、

数倍も説得力があるのです。


それは、Amazonなどで購入する際に「レビュー」を参考にする人が多いように、です。

星の数。レビュー数などを見るのは当たり前で、それが「購入の決め手」になることも多いですよね。


先日、IT系Saasを展開する企業において、導入した「ナショナルクライアント」の導入事例を執筆したのですが、その担当営業の方から


「製品についての詳細な情報がないので、分かりにくいのでは?」


というフィードバックが来ました。


なので、僕は、


「導入事例では、あえて製品の詳細を書かないんです。例えば、新しい薬が出た時に『トラネキサム酸配合』といわれても、何が凄いのか分からないけど、何か凄い、と同じ感覚です。製品の詳細を書く、ということは『トラネキサム酸』の説明をすることで、ユーザーはそれを求めていないのです」


と答えたら


「とても腑に落ちました」


と言ってもらえました。


ついつい、自社製品については、長々と説明したくなってしまうのですが、製品紹介と導入事例では、求められている内容が違うので、文章の粒度を変えています!


・プレスリリース

・導入事例

・製品紹介


それぞれ、ユーザーに向けて「何を」伝えたいのか、を事前に決めておくことが大切ですね。


というお話でした!


みなさま、素敵な週末を!


著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
ポートフォリオサイト:
https://www.behance.net/namikikani

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