【2023年】Web3.0はどうなる?ブロックチェーン、暗号資産、メタバースについて詳しく解説!【公式】海辺の部屋 | デジタルと波の音
top of page

【2023年】Web3.0はどうなる?ブロックチェーン、暗号資産、メタバースについて詳しく解説!


仮想通貨(暗号資産)は、大きな夢を見せてくれました。


南米のエルサルバドルでは「法廷通貨」として、ビットコインを採用しました。


しかし、今は大きな岐路に立っています。


例えば「お金」。

これは日本では「日本銀行券」です。


日本銀行が発行している、ただの「券」です。


しかし、どうしてこんなに普及したのか?


それは「絶対的な信頼」です。

日本銀行が潰れる時には、日本が潰れるときだ!くらいの信頼です。


だから、券のやり取りで、取引が成立します。


この「信頼」が、「ブロックチェーン」の技術には、まだまだ足りないと思っています。


そもそも、「よく分からない」。

よく分からないものを人は信頼しない。


人は「なんとなく怖い」ものを信頼しないのです。



Web3.0の普及には、この難解な技術を、分かりやすく説明し、老若男女、様々な人が容易に理解出来ることが必要だと考えます。



次に「環境負荷」の問題です。


仮想通貨(暗号資産)には「マイニング(掘る)」という行為があります。実際に地面を掘る訳ではありません。


語弊があることを承知で簡単に説明すると、


・「関数の問題」が出る


・それをコンピュータを使って解くと「1ビットコイン獲得」


・すると、次の問題は、もっと難しくなる


・今度は2台のコンピュータを使って2日かけて解く


・すると、もっともっと難しい問題がでる


・それを、4台のコンピュータで4日かけて、、、


を延々と繰り返すのが、仮想通貨の「マイニング」という行為です。


なので、マイニングは、個人から企業などに移り、大量の高性能コンピュータを24時間フル回転させる。


電気代がヤバい ←いまここ


ウクライナ戦争以前は、北欧の山の中の、寒い地域(コンピュータから出る熱を冷やしてくれる)で、水力発電をしている(電気代が安い)場所に、マイニングの場所がありました。


しかし、電気代の高騰と共に出てきた、大問題。


「CO2の排出量が多すぎてヤバい」 ←いまここ


これだけの高性能コンピュータを24時間フル稼働させたら、大量の熱と電気が発生します。それを冷やすために、大量の電気を使います。


環境負荷、信頼、Web3.0の普及は、大きな課題が山積でもあるのです。


GAFAMと呼ばれる巨大なIT企業、そのプラットフォームからの脱却、個人への移行が、Web3.0の最大の狙いなのですが、急速な移行は、大きな弊害をもたらします。


最後に「メタバース」


Facebook社がMeta社に名前を変え、docomoが600億円投資し。


メタバースへの期待は高まっています。


しかし、そこに「フィジカル(人間的)」大問題があるのです。


それは、

「メタバース酔い」


3D技術は、何度もテレビや映画を変えようとしましたが、結局普及しません。それは「3Dだと気持ち悪くなる」人が続出してるからです。


メタバースもしかり。

ゴーグルをつけると、脳が錯覚を起こし「酔う」のです。


テレビ東京のニュース番組「WBS」で、特集したさいに、ゴーグルを体験したアナウンサーが酔ってしまい、本音がポロリ。


「私には難しいですね。。。」


この問題は、とてつもなく大きく、僕はメタバースは普及出来ないと思っています。


イノベーションが産まれる時には「産みの苦しみ」も同時にやってきます。


2023年。

大きな変革の年になりそうです!


著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
ポートフォリオサイト:
https://www.behance.net/namikikani
bottom of page