今、
「そもそも、インターネットサービスは無料」
という思考の転換点にきていると思います。
Facebookのザッカーバーグは、「実名」というインターネットのタブーを見事に打ち破り、徹底的に「個人情報」を、ひっそりと抜き取り、ピンポイントのターゲティング広告を作り上げました。
iOS 14.5 の規制が入るまで、その個人情報の精度は恐ろしいくらい正確でした。
インターネットが、電話回線の時から使っていますが、ずっと不思議なのは、
「どうして、これだけ便利なサービスが『無料』なのか」でした。
それが、次第に、自分の個人情報をプラットフォームに渡すことで、交換として無料で使わせてもらい、パーソナライズ(個人に最適化)された広告が流れて、ついクリックし、購入する、という枠組みの中にいることに気づきます。
気づいて、怖くなった人は「脱Google」を試みたりしますが、Googleなしに、ネットは成立せず、ネットのない世界は、それはそれで、困るのです。
さて、Twitterを買収したイーロン・マスク氏は、この「個人情報くださいな。その代わり無料ね!」
という、インターネットを終わらせようとしているのだと思います。
個人情報を抜かれることには、とても敏感なのに、無料で使うことには固執する。
この矛盾した思考から抜け出し、価値あるサービスには、対価としてお金などを払い、健全な形でサービスが継続していく。
新しい、Web3.0は、そんな時代なのかもしれませんね!
著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
ポートフォリオサイト:
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