可児波起
CRMツール選びに迷ったら!日本で導入されているおすすめの7つのCRMツール

CRMツール選びに迷ったら!日本で導入されているおすすめの7つのCRMツール
顧客関係管理(Customer Relationship Management、略称:CRM)は、企業が顧客との関係性を構築し、維持するための重要なビジネスプロセスです。
CRMツールは、顧客情報を一元管理し、売上を増やすためのマーケティング、販売、サービスの各部門を支援します。
この記事では、日本で導入されているCRMツールの中から、おすすめの7つを紹介します。
1. Salesforce
サービス名:Salesforce
提供する企業名:Salesforce.com Co.,Ltd.
導入している企業名:マクドナルド、三菱UFJ銀行、ユニクロなど
活用方法:営業、マーケティング、カスタマーサービスを効率化するために、顧客情報の一元管理や顧客とのコミュニケーション履歴を管理することができます。
また、SalesforceのAI機能「Einstein」を利用することで、ビジネスインサイトの自動生成や自動化ができます。
2. Microsoft Dynamics 365
サービス名:Microsoft Dynamics 365
提供する企業名:Microsoft Japan株式会社
導入している企業名:本田技研工業株式会社、NTTデータ株式会社、日立製作所株式会社など
活用方法:顧客情報を一元管理するだけでなく、営業、マーケティング、サービス、フィールドサービス、人事などビジネス全体を統合的に管理することができます。AIを活用したマーケティング自動化や、顧客満足度向上のためのチャットボット機能もあります。
3. Zoho CRM
サービス名:Zoho CRM
提供する企業名:Zoho Corporation Pvt. Ltd.
導入している企業名:DMM.com、楽天株式会社、野村総合研究所株式会社など
活用方法:低価格で利用できることが魅力であり、セールスやマーケティング、カスタマーサポート、在庫管理、リード管理など、さまざまな機能が備わっています。また、顧客とのコミュニケーションの自動化や、レポートの自動生成も可能です。
4. HubSpot
サービス名:HubSpot
提供する企業名:HubSpot, Inc.
導入している企業名:ヒルトン・ホテルズ・アンド・リゾーツ、リバークルーズ、国際興業グループなど
活用方法:CRM、マーケティング、セールスの各機能が統合されており、ビジネスプロセス全体をサポートします。また、メール自動化やSNSマーケティング、ウェブサイト分析なども可能で、顧客エンゲージメントの向上に役立ちます。
5. Pipedrive
サービス名:Pipedrive
提供する企業名:Pipedrive Inc.
導入している企業名:ソニー株式会社、サントリー食品インターナショナル株式会社、クックパッド株式会社など
活用方法:セールスプロセスの最適化を支援し、見込み顧客の管理、取引成約までの流れを可視化することができます。また、スマートフォンアプリからも利用可能で、営業担当者は外出先でも顧客情報の確認や取引成約の進捗管理ができます。
6. SugarCRM
サービス名:SugarCRM
提供する企業名:SugarCRM Inc.
導入している企業名:オリンパス株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、東京ガス株式会社など
活用方法:カスタマーエクスペリエンスの向上を支援し、セールス、マーケティング、カスタマーサービス、プロジェクト管理などの機能が備わっています。また、AI機能による予測分析や、カスタムレポートの作成が可能で、顧客情報を見える化することができます。
7. Bitrix24
サービス名:Bitrix24
提供する企業名:Bitrix Inc.
導入している企業名:ソニー株式会社、ハミングバード株式会社、株式会社アスクなど
活用方法:低価格で利用できることが魅力であり、CRM、SNSマーケティング、プロジェクト管理、チャットボットなど、多彩な機能が備わっています。また、ワークフローの自動化やカスタムレポートの作成も可能で、ビジネスプロセスを効率化することができます。
以上これらのCRMツールは、それぞれの特徴や価格帯、機能面などにおいて異なります。適切に選択することで、企業のビジネスプロセスを効率化し、顧客エンゲージメントの向上につなげることができます。
また、CRMツールを導入することにより、データの蓄積や分析が可能になります。
例えば、販売成約率やカスタマーサポートの問い合わせ件数など、顧客に関するデータを分析することで、改善点を発見し、ビジネスプロセスの改善につなげることができます。
ただし、CRMツールの導入だけで顧客エンゲージメントが向上するわけではありません。ビジネスプロセスやマーケティング戦略などを見直すことが必要です。
CRMツールを導入する前に、まずは企業のビジネスプロセスを見直し、必要な機能や要件を明確化することが大切です。
以上、日本で導入されているおすすめの7つのCRMツールについて紹介しました。各ツールの特徴や活用方法を把握し、適切に導入することで、ビジネスプロセスの効率化や顧客エンゲージメントの向上につなげることができます。
著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
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