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KNOWLEDGE

「続きを読む」を避けず、折り畳み前にキラーを置く――NewsPicks実画面から変えたコメント構造

​著者:可児波起

​確認日:

2026年9月29日

​更新日:

2026年9月29日

ANSWER

​【結論】

NewsPicksコメントは「続きを読む」を避けるより、折り畳み前に最重要フックを置く構造へ変えました。可児波起の実画面確認から、改行は残しつつ前半の空行を減らし、後半で背景を展開する形へ調整しています。「続きを読む」と反応の因果は未確認です。

NewsPicksコメントを折り畳み前と折り畳み後に分け、前半に最重要フック、後半に背景・構造・回収を置き、改行と空行の使い方を整理した16:9フラット図解

Explanation

【詳しく解説】

実画面を見るまで、文章だけを整えていた

NewsPicksコメント制作では、内容面で「普通ではない視点」と「普通の人でも分かる言葉」を両立させる編集を進めていました。その編集基準は、「普通の人が書かない視点」を「普通の人でも分かる言葉」にする――NewsPicksコメントで繰り返した編集判断で整理しています。

ただし、内容が整っていても、NewsPicks上でどう表示されるかは別の問題でした。スクリーンショットで実際のコメント欄を確認したことで、文章そのものだけでなく、一覧で見える前半、折り畳み位置、改行と空行の量を含めて考える必要が出ました。

「空行を減らす」と「改行をなくす」は別だった

実画面を見た可児波起は、コメントが短い間隔で並ぶNewsPicksでは、前半に空行を多く入れると表示領域を使いやすいと指摘しました。そこで一度は文章を詰める方向へ進みました。

しかし、その後すぐに「改行は必須。ないと読みにくい」と修正しています。つまり問題だったのは、文章を段落や改行で区切ることではなく、前半に空白行を増やしすぎることでした。文章修正を分かりやすさ・論点・形式・重点へ分ける考え方は、文章の修正を「分かりやすさ・論点・形式・重点」に分けるでも整理しています。

前半は密度を高くし、最重要の一文を先に置く

最終的な基本型では、コメント前半を比較的詰めた状態にします。ここでいう「詰める」は文字を読みにくくすることではなく、冒頭付近に不要な空行を増やさず、折り畳まれる前の領域へ最重要の一文を置くという意味です。

可児波起は「僕は、冒頭の一文がキラー」と明言しています。ahamoの「ahamoが、だんだん『ahamoじゃなくなっている』気がします。」、Microsoftの「Microsoftは実に賢い。」、Nidecの「これ、ニデックは同じことを繰り返してないだろうか。」のように、最初に視点を提示する設計と、折り畳み前の表示領域が接続しました。

「続きを読む」が出ること自体は避けない

一時、ChatGPT側は「続きを読む」が出ない短さへ寄せる案を出しました。これに対して可児波起は「僕は続きを読むがあってもいい」と判断しました。長文だから良い、短文だから良いという基準ではなく、折り畳みが入っても前半だけで問題提起や視点が分かる状態を優先しました。

可児波起は「続きを読むとエンゲージメントが上がるかも」と仮説も述べていますが、これは未検証です。クリックがNewsPicksの推薦やランキングへどう評価されるかは、このスレッドでは確認していません。

後半では改行を増やし、背景と構造を展開する

折り畳み後は、前半と同じ密度を維持するのではなく、改行を増やして読むリズムを作る方向へ変更しました。前半で視点を提示し、後半で背景、理由、別の角度、補足、回収を置く構造です。

これは、同じ情報でも受け取り方に合わせて文章設計を変える考え方と重なります。聞くニュースと読むニュースは、同じ文章設計にしないでは、音声と画面で出力形式を変えています。今回のNewsPicksでは、同じ「読む」でも、一覧の前半と折り畳み後で文章の密度を変えました。

基本型は「前半=問題提起、後半=構造・回収」になった

スレッド内で基本型として採用されたのは、改行は使う、冒頭では空行を増やしすぎない、前半は密度高く、後半は改行を増やす、「続きを読む」が途中に入ってもよい、折り畳み前に最重要フックを置く、という組み合わせです。

この設計は、NewsPicksの表示画面を見ながら採用された運用ルールです。「この構造だからいいねが増える」「折り畳みを発生させる方がアルゴリズム上有利」という一般則として確認されたものではありません。

このKnowledgeの関連知識

PREREQUISITE|コメント内容の編集基準を先に見る

「普通の人が書かない視点」を「普通の人でも分かる言葉」にする――NewsPicksコメントで繰り返した編集判断
本記事は表示構造を扱うため、その前に「何を伝えるコメントにするか」という内容側の編集基準を確認できます。

IMPLEMENTATION|形式修正を独立した条件として扱う

文章の修正を「分かりやすさ・論点・形式・重点」に分ける
改行や空行、前半と後半の密度を「形式」の修正として切り分ける考え方へつながります。

EXAMPLE|受け取り方に合わせて文章構造を変える

聞くニュースと読むニュースは、同じ文章設計にしない
受け取り方によって文章設計を変える別の実例として、音声ニュースと画面ニュースの違いを確認できます。

現在地:コンテンツと根拠(CONTENT & EVIDENCE) > 文章設計・編集判断

EVIDENCE

【根拠・検証】

Evidence

【NewsPicks実画面】
投稿されたコメントのスクリーンショットを確認し、長いコメントでは途中に「続きを読む」が表示される状態を確認しました。

【ユーザー訂正|空行】
可児波起は「ニュースは、コメントをスパンスパン読んでいく。あと長くなると、続きを読む、が出てくる。だから改行、空行は今回にかぎっては逆効果」と指摘しました。

【ユーザー訂正|改行】
その後、「改行は必須。ないと読みにくい」と訂正し、改行をなくすのではなく、前半の空行を増やしすぎない方向へ調整しました。

【基本型の採用】
ahamo投稿の実画面を確認した後、前半を比較的詰め、後半で改行を増やし、「続きを読む」が途中に入り、折り畳み前へ重要なフックを置く構造を基本型として採用しました。

【ユーザー方針|続きを読む】
可児波起は「僕は続きを読むがあってもいい」と判断しました。一方、「続きを読むとエンゲージメントが上がるかも」という部分は仮説です。

【未確認事項】
「続きを読む」のクリックがNewsPicksランキングや推薦へ与える影響、空行量と反応率の因果、最適な文字数・改行数は確認していません。

SOURCES

【情報源】

Sources

PRIMARY SOURCE|非公開一次記録|NewsPicksコメント制作スレッドの会話記録
空行・改行・「続きを読む」・冒頭フックについての可児波起の訂正と、基本型を採用するまでの会話を一次資料として使用しました。

PRIMARY SOURCE|非公開一次記録|NewsPicksコメント画面のスクリーンショット
コメント一覧での表示、折り畳み位置、「続きを読む」の表示、ahamo投稿の実画面を確認した資料を使用しました。

確認範囲
NewsPicksのランキング・推薦アルゴリズムや「続きを読む」クリックの評価方法は確認していません。記事内では表示画面とユーザーが採用した文章構造だけを確認済み事実として扱います。

Author

【著者】

可児波起

​マーケティングデザイナー / DXコンサルタント / 音楽家

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内容側の編集基準を見る

「普通の人が書かない視点」を「普通の人でも分かる言葉」にする――NewsPicksコメントで繰り返した編集判断
今回の表示設計より前にある、「何を伝えるコメントにするか」の編集判断を確認できます。

媒体別の文章設計を見る

聞くニュースと読むニュースは、同じ文章設計にしない
受け取り方に合わせて文章構造を変える、別の出力設計を確認できます。

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