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可児波起
管理者
マーケティングデザイナー、戦略コンサルタント
その他
プロフィール
登録日: 2023年1月2日
記事 (188)
2026年8月8日 ∙ 9 分
僕は、もう何者にもならない。
#これからのキャリア 「来週も来るんでしょ?」 子どもたちと歌を録音した日の帰り際、ひとりの女の子が言った。 小学3年生の女の子。 僕はその日、歌唱指導をするために地元の小学校へ行っていた。 最初、子どもたちは少し緊張していた。知らない大人がやってきて、「さあ、歌いましょう」と言うのだから、当然だと思う。 だから、歌う前に笑った。 変な顔もした。 一緒に給食を食べた。 録音が終わったあとは、本気でドッジボールをした。大人らしく手加減をする、という発想は、たぶんあまりなかった。 歌っている途中、僕は子どもたちに、歌詞カードではなく僕の顔を見てほしいと言った。 上手に歌うための技術ではなかった。 歌詞を間違えないことよりも、正しい音程で歌うことよりも、顔を上げて、同じ場所にいる人間同士で声を出すことの方が、そのときは大切だと思った。 僕の顔を見た子どもたちは笑った。 僕も笑った。 そのあとに出てきた声は、最初の声とは違っていた。 あの日、僕は何者だったのだろう。 歌手だったのか。 歌の先生だったのか。 給食を一緒に食べた大人だったのか。...
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2026年6月3日 ∙ 4 分
「良い円安」「良い物価高」の幻想:構造的に成立しない日本社会
「良い円安」💴
「良い物価高」📈
最近、よく見かける言葉です。
円安になれば輸出企業が潤う。
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企業収益が増えれば賃金が上がる。
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物価が上がればデフレを抜け出せる。
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そして、賃金と物価の好循環が生まれる。
理屈としては、とても分かりやすいです🤔
ただ、実際に企業の現場にいると、
そこまで単純には見えません。
私は仕事柄、
大企業の経営層、事業責任者、中小企業の経営者、現場のマーケティング担当者と話す機会があります。
その中で感じるのは、
今の日本企業の多くは、物価高や円安を
「成長の追い風」として受け止められる状態にはない、ということです。
たとえば、賃上げの議論💰
物価が上がっているのだから、
企業はもっと賃上げすべきだ。
もちろん、生活者の視点ではその通りです。
食品も上がる。
電気代も上がる。
ガソリンも上がる。
賃金が上がらなければ、生活は苦しくなる一方です😔
ただ、企業側から見ると話はかなり違います。
賃上げ、とくにベースアップに必要なのは、
売上ではありません。
利益です。
ここを混同している議論が、とても多いと感じま
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2026年5月26日 ∙ 4 分
【AIインフレが始まった】Switchが9万円になる日
【AIインフレが始まった】Switchが9万円になる日 最近、Nintendo Switch 2の価格が上がりました。 49,980円が59,980円へ。 1万円の値上げ。 任天堂の発表では、値上げの大きな原因は 「半導体とメモリ不足」 なぜ、不足しているのか? これは、AIの拡大によって引き起こされる 「AIインフレ」 の始まりだからです。 【AIインフレとは何か?】 AIインフレとは、簡単に言うと、 AIの性能があがり、利用者数が増えることで、AI以外の製品まで高くなる現象です。 一見すると、ChatGPTやGemini、ClaudeなどのAIと、SwitchやiPhoneの値段は関係ないように見えます。 でも、製造する過程ではかなり深くつながっています。 もともと半導体やメモリといったものは、車、パソコン、家電など、ほとんどのものに使われています。 そして、その半導体を作る工場は台湾に集中していて、全世界の60%ほどが台湾で作られています! 台湾は世界の半導体工場なんです! その中でも、群を抜いて高い生産技術を持つのが 「TSMC」 という企業。 半導体は ・設計図を作る人...
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