可児有紀子
LINE広告は「日本最強」?ユーザー数9,300万人のSNS広告で高い成果を出す方法を解説

こんにちは、LINE広告の専門家の【海辺の部屋】です。今日は、LINE広告について、深く、わかりやすくお伝えしたいと思います。
LINE広告とは何でしょうか?
LINE広告とは、LINE上で広告を出すことができるサービスのことです。LINEは、日本で最も利用者数が多いSNSであり、登録者数は9,300万人にもなります。そのため、LINE広告は、日本最強のSNS広告と言えるでしょう。
LINE広告の特徴は何でしょうか?
LINE広告の特徴は、以下の3つです。
1. ターゲット層にアプローチしやすい
2. コストパフォーマンスが高い
3. 効果測定がしやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ターゲット層にアプローチしやすい
LINEを利用する人が多いため、ターゲット層にアプローチしやすくなっています。また、LINEでは、ユーザーの年齢や性別、地域などの基本的な属性だけでなく、趣味や興味などの詳細な属性も分析できます。そのため、ターゲット層を細かく設定することができます。さらに、LINEでは、ユーザーの行動履歴や関心度も分析できます。そのため、ターゲット層に合わせたタイミングや内容で広告を配信することができます。
コストパフォーマンスが高い
LINE広告は、クリック単価が安く、コストパフォーマンスが高いとされています。一般的に、SNS広告のクリック単価は、100円前後ですが、LINE広告の場合は、50円前後です。また、LINE広告では、成果報酬型の広告もあります。成果報酬型の広告とは、ユーザーが特定のアクションを行った場合にのみ料金が発生する広告のことです。例えば、商品購入やアプリダウンロードなどです。このように、LINE広告では、予算に応じて効率的に広告を出すことができます。
効果測定がしやすい
LINE広告では、効果測定ツールが充実しており、効果測定がしやすくなっています。例えば、LINEビジネスコネクトというツールでは、ユーザーの属性や行動履歴を分析することができます。また、LINEアナリティクスというツールでは、広告の配信状況や成果状況を分析することができます。これらのツールを活用することで、広告の効果を把握しやすくなります。

LINE広告の始め方について
LINE広告を始めるには、まずLINEビジネスIDというアカウントを作成する必要があります。LINEビジネスIDは、LINE広告やLINE公式アカウントなどのビジネスサービスを利用するためのIDです。LINEビジネスIDの作成は無料で、以下の手順で行えます。
1. LINEビジネスIDの公式サイトにアクセスします。
2. 「新規登録」をクリックします。
3. メールアドレスとパスワードを入力して、利用規約に同意します。
4. メールアドレスに送られた認証コードを入力して、登録を完了します。
次に、LINE広告管理画面にログインして、広告キャンペーンを作成します。広告キャンペーンとは、広告の目的や予算、期間などを設定するものです。広告キャンペーンを作成するには、以下の手順で行えます。
1. LINE広告管理画面にログインします。
2. 「キャンペーン作成」をクリックします。
3. キャンペーン名と目的を入力します。
目的は、「ブランド認知度向上」「トラフィック増加」「コンバージョン増加」などから選べます。
4. 予算と期間を設定します。
予算は日単位またはキャンペーン単位で設定できます。期間は開始日と終了日を指定できます。
5. 広告グループを作成します。
広告グループとは、同じターゲットや入札方法で配信される広告の集まりです。広告グループ名と入札方法を入力します。入札方法は、「CPM(インプレッション単価)」「CPC(クリック単価)」「CPM(最適化インプレッション単価)」などから選べます。
6. ターゲットを設定します
。ターゲットとは、広告を表示する対象のユーザーのことです。ターゲットは、「性別」「年齢」「地域」「興味・関心」「デバイス」「オーディエンスネットワーク」などから細かく設定できます。
7. 広告素材を作成します。
広告素材とは、実際に表示される広告の画像やテキストのことです。広告素材は、「画像付きテキスト」「動画付きテキスト」「カルーセル」「コレクション」などから選べます。
画像や動画は自分で用意するか、LINEが提供する素材ライブラリから選ぶことができます。
テキストはタイトルと説明を入力します。タイトルは最大40文字、説明は最大120文字です。テキストはユーザーの興味やニーズに合わせて、わかりやすく魅力的に書きましょう。
以上で、LINE広告の作成は完了です。あとは、LINE広告管理画面で広告の配信状況や効果を確認できます。

続いて、
LINE広告のメリットとデメリット
についてお話ししたいと思います。
LINE広告とは、コミュニケーションアプリ「LINE」に広告を出稿するための運用型広告配信プラットフォームのことです。LINEは、日本国内の68%以上もの人が利用しているSNSであり、広告主にとって魅力的な媒体ですが、一方で注意点や制限もあります。それでは、具体的に見ていきましょう。
まず、
LINE広告のメリット
としては、以下の3点が挙げられます。
1. リーチ力の強さ
LINEには、世代を問わず圧倒的に多くのアクティブユーザーが存在し、他のSNS広告にはないアプローチが可能です。2020年9月時点でのLINEの国内アクティブユーザーは8,600万人にのぼります。また、LINEだけでリーチ可能な利用者も多く存在するため、自社が希望するターゲット層にアプローチしやすくなります。
2. 申し込みの簡単さ
運用型広告の場合、申し込みから掲載までオンラインで一括でできるため、いつでも好きなタイミングで始めることができます。また、費用も少額から選ぶことができ、支払いもクレジットカード払いが可能なため、なるべく費用を抑えたい場合や、まずは始めてみたいという場合に便利です。
3. ターゲティング機能の豊富さ
LINE広告には、さまざまなターゲティング機能が用意されており、マーケティングの目的に沿うよう柔軟な配信設定ができます。
例えば、「LINEデモグラフィックデータ配信」では、年齢・性別・地域・興味関心などを指定して配信できます。
「オーディエンス配信」では、ユーザーのデータを利用して類似配信や再訪問配信ができます。
「LINE Dynamic Ads」では、ユーザーの商品閲覧履歴に基づき興味のありそうな特定の商品を広告表示できます。
次に、
LINE広告のデメリット
としては、以下の3点が挙げられます。
1. 審査基準の厳しさ
子供から大人まで幅広い年齢層に利用されているアプリであるため、表現上の制限や規制など、審査基準が少し厳しく設定されています。例えば、医療系・美容整形・アフィリエイトサイト・ネット関連ビジネスなどは掲載不可の業種・商材です 。
2. クリエイティブの制約
LINE広告では、広告の種類やサイズによって、表示される文字数や画像の枚数などが制限されています。例えば、メッセージタブ広告では、タイトルは10文字以内、本文は40文字以内となっています。また、画像は1枚のみで、アニメーションや動画は使用できません。このように、クリエイティブの制約が多いため、広告主は工夫して訴求力の高い広告を作成する必要があります。
3. 競合との差別化の難しさ
LINE広告は、多くの広告主に利用されているため、競合との差別化が難しいというデメリットもあります。特に、同じ業種・商材の広告が同じユーザーに表示される可能性が高いため、ユーザーの目を引くことができない場合もあります。そのため、広告主は、自社の強みやユニークなメッセージを伝えることが重要です。
以上が、LINE広告のメリットとデメリットについての説明でした。LINE広告は、リーチ力やターゲティング機能などの魅力的な点がありますが、一方で審査基準やクリエイティブの制約などの注意点もあります。自社のマーケティング目的や予算に合わせて、効果的に活用してみましょう。
著者名: 【可児有紀子:海辺の部屋CDO】 ファッションデザインスクールを経てアパレル業界へ。パターンなどの基礎を学びながら、独学でWebサイト制作、ECサイト制作などを行う。医療領域で「医療事務」として10年従事。介護職員初任者研修取得、アロマセラピースペシャリストとして、高齢者、障がい者の介護職に従事。デザイン領域ではAdobe系(Photoshop、Illustrator、XD)を駆使し、マーケティングをベースに「UI/UXデザイン」に特化したWebデザイン、グラフィックデザインを生み出す。 大の「猫好き」で、保護猫3匹と暮らし、保護猫ボランティアの支援も行う。
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