2023年 Webマーケティング業界の大激変と、世界同時不況にどうそなえる【公式】海辺の部屋 | デジタルと波の音
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2023年 Webマーケティング業界の大激変と、世界同時不況にどうそなえる

更新日:2023年1月7日


今、マーケティング業界で起きていることを整理します。



<現状把握>

・EUは「個人情報」取得への規制を、かなり厳しくしている。


=以前、日本のLINEで、サーバーを中国に置いていて、それを中国が見れる状態だったのが問題視され、LINEは、サーバーを国内に全て移行している


=それと同じように、EU内での取得した個人情報について、そのデータをアメリカに移行することを禁止した



・Meta社(旧Facebook社)は、2021年10月に、元社員で、アルゴリズムに関係していた社員に、告発された。


=その内容は、意図的に人の「怒り」「不安」を助長する投稿を多く流す


=人のネガティヴな感情は強いので、人をFacebook、Instagram内に留まらせる。


=子どもたちに悪影響のある投稿を優先的に表示させる



・Facebook社は、この告発により、今後FacebookおよびInstagramが壊滅的なダメージを受け、ブランドが失墜するため、急遽「Meta社」と名前を変え、メタバースの会社として、生まれ変わろうと、かなり焦っている。



しかし、開始以来初めて、Facebookの利用者が減少し、株化が暴落。時価総額が27兆円が吹き飛び、今後、Facebookはなくなる可能性すらある


・Appleは、今後も個人情報取得について規制を強めていく。


アプリのトラッキングを拒否出来たり、使っているアプリが、どれくらい勝手に個人情報を抜いているのかを可視化させている





・Cookieと呼ばれる、インターネット上での名札のようなものが使えなくなる。



=それにより、Facebook広告からのCVが測定できなくなった。


=インターネットを回遊しているユーザーを追えなくなった。


=リターゲティンク広告という、マーケティングの大原則である「複数回情報に触れる」ということが、簡単に出来なくなる。



Googleは別の技術を開発しようとしているが、失敗した。「FLoC」



・今後、このような「個人情報」を利用した戦略は見直さなければならなくなった。


そのためには、丁寧な「ペルソナ」を設定し、そのペルソナの動きを可視化した「カスタマージャーニーマップ」の作成能力が必要になる



ペルソナを描き、そこに良質で適切なコンテンツを発信することで、自ら、良質な顧客管理体験を作り出す。



<まとめ>


これからのマーケティングは、個人情報による「自動化」から抜け出し、ファクトベースで、ペルソナを設定し、テストを繰り返して、正解率をあげ、カスタマージャーニーマップなどを使用して、ファクト + 想像力を駆使して、真の「顧客ファースト」を考え続けることが求められます。




著者名:
【可児波起:海辺の部屋CEO】
ラップミュージシャンとしてメジャーデビュー。障がい者の介護職をするラッパー「介護ラッパー」としてフジテレビで2度特集。ビジネス領域では、「デジタルマーケティング」「Webマーケティング」のスペシャリストとして「ナショナルクライアント(東証プライム)企業」で、戦略コンサルタントなどを行う。高速のキャッチアップ、PDCAで、「確実に成果を出し」続けている。
「マーケティングは『愛』である」という、「人の優しさ」を大切にしている
ポートフォリオサイト:
https://www.behance.net/namikikani

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