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Wix SEO実践ガイド|243記事を棚卸しして分かった設定・インデックス・サイト構造【2026年版】

21 時間前
読了時間: 9分
検索結果とサイト構造を見ながらWix SEOの改善方向を整理する図解

 

最終確認:2026年9月27日

 

「WixはSEOに弱い」と聞いて、不安になったことがある人は多いと思います。僕もそうでした。

僕が運営する「海辺の部屋|デジタルと波の音」はWixで作っている情報発信サイトです。AI、Webマーケティング、Web広告、BtoBなどの記事を公開しており、2026年9月にサイト全体を棚卸しした時点では、ブログ記事が243本ありました。

その棚卸しで、Search Consoleには未インデックスのURLが大量にありました。最初は「Wixだから検索に弱いのでは?」と疑いました。

でも、243記事を一つずつ見ていくと、話はもっと複雑でした。129記事に本文内部リンクがなく、カテゴリーは24個まで増え、1記事に最大7カテゴリー付いているものもありました。一方で、Blog用サイトマップには公開記事がきちんと載っていました。

つまり、WixのSEO機能そのものだけを見るのでは足りません。ページが検索エンジンに読める状態か、サイト内でどうつながっているか、Googleが実際にどう扱っているかまで分けて確認する必要があります。

 

結論:Wix SEOは「設定」だけでなく、サイト全体の構造で考える

 

Wixには、SEOで必要になる基本的な機能があらかじめ用意されています。titleやmeta description、canonical、robots meta tag、構造化データ、XMLサイトマップ、301リダイレクトなどを設定・管理できます。WixのサイトはSSRにも対応しており、検索エンジンがページ内容を読み取れるように作られています。

だから僕は今、「WixだからSEOに弱い」と一括りにはしていません。

むしろ問題になりやすいのは、記事が増えたあとにサイト構造が崩れること、似た記事が増えること、内部リンクが不足すること、Search Consoleの状態を見ずに“SEO対策”だけを増やしてしまうことです。

 

1. まず、検索エンジンがページを読める状態か確認する

 

どれだけ良い記事を書いても、検索エンジンがインデックスできない設定になっていれば検索結果には出ません。

Wixでは、各ページやページ種類ごとに、検索エンジンへのインデックス許可、robots meta tag、canonicalなどを確認できます。

canonicalは、同じ内容へ複数のURLから到達できる場合などに、「どのURLを代表として扱うか」を検索エンジンへ伝えるためのものです。Wixは各ページにデフォルトのcanonicalを自動設定します。特別な理由がない限り、むやみに変更するものではありません。

 

2. サイトマップにURLがあるかと、インデックスされたかは別に見る

 

WixはXMLサイトマップを自動で生成・更新します。僕のサイトを243記事の時点で確認したところ、Blog用サイトマップにも243URLが載っていました。

それでもGoogleにインデックスされていないページはありました。

ここは大事です。サイトマップにURLが載っていることは、GoogleにそのURLの存在を伝える手掛かりにはなりますが、インデックスを保証するものではありません。

だから、サイトマップを確認したあとはSearch ConsoleのURL検査で、Googleがそのページをまだ知らないのか、発見済みなのか、クロール済みなのかを分けて見ます。

 

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3. 「インデックスされない」を一つの問題として扱わない

 

海辺の部屋では、243本のBlog URLを追跡したところ、未インデックスにも複数の状態がありました。

GoogleがURLをまだ十分に認識していない状態。URLは見つけたものの、まだクロールしていない状態。クロールした上で、現時点ではインデックスしていない状態。

これらを全部「インデックスされていないから再送信」と考えると、原因を見誤ります。

僕は、URL検査の状態を見てから、サイトマップ、内部リンク、重複、記事の検索意図などを確認するようにしています。

 

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4. 記事数が増えたら、内部リンクとカテゴリーを棚卸しする

 

243記事を調べて一番驚いたのは、129記事に本文内部リンクが1本もなかったことです。

記事は公開されている。でも、その記事から次の記事へ進む道がない。これでは読者にも、検索エンジンにも、ページ同士の関係が伝わりにくくなります。

カテゴリーも24個まで増え、割り当ては合計545件。平均すると1記事あたり2.24カテゴリーでした。

そこで内部リンクを243記事すべてに設計し直し、カテゴリーは24から11へ整理。割り当ても545件から278件へ減らしました。

今は、カテゴリーを大きなテーマ、記事クラスターをその中の具体的なテーマ群として分けています。カテゴリーを検索キーワードのタグ代わりに増やさない運用へ変えました。

 

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5. URLを変えるなら、古いURLをどう扱うかまで考える

 

SEOを意識し始めると、古いURLをきれいな英数字に直したくなることがあります。

でも、すでに公開してGoogleや外部サイトから認識されているURLを変えるなら、変更後のURLだけでなく、古いURLからどう移動させるかまで考える必要があります。

Wixには301リダイレクトを管理する機能があります。海辺の部屋でも、使わなくなった13カテゴリーを削除するときは、新しいカテゴリーへ301リダイレクトを設定してから削除しました。

一方、昔から使っているBlog記事のslugは、SEOの見た目だけを理由に一斉変更していません。URLを変えること自体を目的にしないためです。

 

6. titleとmeta descriptionは、検索結果で何を約束するかを考える

 

Wixでは、Blog記事ごとにtitle tagやmeta descriptionを編集できます。

ここで僕が重視しているのは、キーワードを詰め込むことではありません。Google検索でそのタイトルを見た人が、「この記事には自分が知りたい答えがありそうだ」と判断できるかです。

たとえば「Wix SEOについて解説します」より、「Wixで記事がインデックスされない?243記事を運用して確認した原因と対策」の方が、何が書いてあるか分かります。

本文と違う期待を持たせるタイトルにはしません。クリックを取るために強く言い切りすぎると、記事の信頼性そのものを落としてしまいます。

 

7. 構造化データは大切。でも、記事そのものの代わりにはならない

 

Wix Blogには、ブログ記事向けの構造化データが標準で用意されています。WixのSEO設定では、必要に応じて構造化データを編集・追加することもできます。

構造化データは、ページの種類や内容を検索エンジンへ伝える助けになります。ただし、マークアップを追加しただけで検索順位が上がる仕組みではありません。

僕はまず、記事そのものが検索意図に答えているか、独自の情報があるか、内部リンクが自然かを優先します。その上で、Wixが持っている構造化データやSEO設定が壊れていないかを確認します。

 

8. Search Consoleは「答え合わせ」ではなく、次に何を見るかを決める道具

 

SEO設定を直したあと、すぐに成功・失敗を決めないようにしています。

Search Consoleでは、表示回数、クリック、CTR、平均掲載順位、検索クエリ、インデックス状態などを確認できます。

表示回数は多いのにCTRが低ければ、titleや検索結果での見え方を疑う。4〜15位あたりにいるなら、検索意図への答えや内部リンクを見直す。そもそも表示がないなら、検索需要やインデックス状態から確認する。

数字を見てから直す場所を決める。これを今後の基本にしました。

 

Wix SEOで、僕が最初に確認する9項目

 

初めてWix SEOを見直すなら、僕は次の順番で確認します。

1. ページが公開され、検索エンジンのインデックスを許可しているか。

2. titleとmeta descriptionが、そのページの検索意図と合っているか。

3. canonicalやrobots meta tagを誤って変更していないか。

4. /sitemap.xml と対象ページの子サイトマップにURLがあるか。

5. 重要ページへ自然な内部リンクがあるか。

6. カテゴリーや似た記事が増えすぎていないか。

7. URLを変更した場合、必要な301リダイレクトがあるか。

8. Blog記事の構造化データなど、Wixの標準SEO設定が維持されているか。

9. Search Consoleで、Googleが実際にどう扱っているか確認する。

 

では、WixはSEOに弱いのか

 

243記事を棚卸しした今の答えは、「Wixだから弱い、とまでは言えない」です。

Wixには、検索エンジンにページを届けるための基本機能があります。実際、海辺の部屋でもサイトマップは生成され、Blog記事にはcanonicalや構造化データなどが設定されています。

ただし、サイトが大きくなれば、Wixが自動で用意してくれる機能だけで情報設計まで整うわけではありません。記事同士の関係、カテゴリー、重複、検索意図、古いURLの扱いは、運営する側が考える必要があります。

これはWordPressでも、ほかのCMSでも同じです。CMSのSEO機能と、サイト運営そのもののSEOは分けて考えた方が分かりやすいと思っています。

 

243記事を棚卸しして、一番変わったこと

 

以前の僕は、SEO対策というと、title、meta description、キーワード、サイトマップのような「設定」を先に思い浮かべていました。

でも243記事を一気に見直して、いちばん大きかったのは、サイト全体を一つの情報構造として見るようになったことです。

どの記事を入口にするのか。読んだ人は次にどこへ進むのか。同じ検索意図の記事が重複していないか。古い記事は孤立していないか。

SEOはページ単体の設定だけではなく、サイトの中に意味のある道を作る作業でもある。今はそう考えています。

 

まとめ:Wix SEOは「機能」と「運営」を分けて確認する

 

Wixには、サイトマップ、canonical、robots設定、301リダイレクト、構造化データ、SEO設定など、検索エンジン向けの基本機能があります。

それでも検索流入が伸びないときは、「Wixだから」と決めつける前に、ページのインデックス状態、内部リンク、カテゴリー、検索意図、重複、Search Consoleの実データを分けて確認した方が原因を探しやすくなります。

僕のサイトでは、243記事を棚卸ししたことで、設定より先に直すべき構造上の問題が大量に見つかりました。

SEOは一度設定して終わるものではありません。記事を増やし、Googleの反応を見て、必要な場所だけ直す。その繰り返しでサイト全体を育てていくものだと思っています。

 

詳しく確認したい人へ

 

このガイドではWix SEO全体を整理しました。実際に海辺の部屋で起きた問題や作業内容は、テーマごとに詳しくまとめています。

インデックスされない原因と、URL Inspectionの状態を見たい場合:

内部リンクとカテゴリー整理の実例を見たい場合:

Wixのサイトマップ構造とSearch Consoleの見方を確認したい場合:

 

参考資料

 

 

 

 

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