WixブログのSEOを243記事で見直した|内部リンクとカテゴリーを作り直した理由【2026年版】

最終確認:2026年9月27日
Wixで243本のBlog記事を運営していて、Search Consoleの未インデックスを調べ始めたとき、僕は最初「記事の中身が弱いのでは」と考えました。
ところが、サイト全体を棚卸しして最初に目に入ったのは、記事本文の品質よりも前の問題でした。243記事のうち129記事に、本文内の内部リンクが1本もなかった。カテゴリーは24個まで増え、カテゴリー割り当ては合計545件。1記事に最大7カテゴリー付いているものまでありました。
つまり、記事は増えた。でも読者にもGoogleにも「どの記事とどの記事が関係しているのか」が分かりにくい状態になっていました。
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結論:記事を増やす前に、243記事の「道」と「棚」を作り直した
今回やったことを一言でいえば、Blogの中に道と棚を作り直す作業です。
道が内部リンク。棚がカテゴリー。
内部リンクは243記事すべてをつなぎ直し、カテゴリーは24から11へ整理しました。カテゴリー割り当ては545件から278件へ。平均すると1記事あたり2.24カテゴリーから約1.14カテゴリーまで減らしています。
ただし、これで検索順位が上がった、と言いたいわけではありません。改修したのはごく最近で、Google側の再クロールと評価はまだ観察中です。この記事では、なぜそう判断し、どう整理したのかを書きます。
129記事に本文内部リンクがなかった
243記事を本文ベースで確認したところ、129記事には本文内の内部リンクがありませんでした。
Blog一覧やカテゴリー一覧から記事へ辿ることはできても、記事を読んでいる途中で「次に読むべき記事」へ進む道がない。僕自身、記事を1本ずつ書いていた頃は、ここまで大きな問題になるとは思っていませんでした。
でも200本を超えると話が変わります。読者にとっては、同じサイトに関連記事があること自体が分からない。検索エンジンにとっても、ページ同士の関係をリンクから理解する手掛かりが少なくなります。
内部リンクに「1記事3本」のノルマは作らなかった
そこで243記事に内部リンクを追加しました。ただし、「SEOのために1記事3本」「最低5本」のような固定ルールにはしていません。
基準は一つです。その記事を読んだ人が、次に本当に知りたくなる内容か。
Googleも、リンクはユーザーと検索エンジンを関連ページへつなぐ重要な手段だと説明し、アンカーテキストはリンク先の内容が分かるようにすることを勧めています。だから僕は「詳しくはこちら」を大量に置くのではなく、リンク先の記事タイトルや内容が伝わる言葉でつなぎました。
改修後は、243記事すべてが本文側の内部リンクネットワークへ接続されています。
カテゴリー24個、割り当て545件。カテゴリーをタグのように使っていた
もう一つの問題がカテゴリーでした。
243記事に24カテゴリー。割り当て総数は545件。平均2.24カテゴリー。多い記事では7カテゴリー、逆にカテゴリーが付いていない記事も4本ありました。
当時の僕は、記事に関係ありそうな言葉をカテゴリーとして付けていました。SEO、動画、デザイン、Web3.0、マーケティング、デジタルマーケティング……。
でも、これはカテゴリーというよりタグの使い方です。
Wix公式も、Blogカテゴリーは記事をトピック別に整理し、読者が興味のあるコンテンツを見つけやすくするための機能として説明しています。僕のBlogでは、その「大きなトピック」という役割が崩れていました。
カテゴリーを24から11へ減らした
そこで、カテゴリーを「検索キーワードの箱」ではなく、「このBlogの大きなテーマ」として作り直しました。
最終的に残したのは、AI、Webマーケティング、Web広告、SNS、BtoB、Webサイト、DX、サステナビリティ・SDGs、海辺の部屋、音楽、保護猫3匹の11カテゴリーです。
カテゴリー割り当ても545件から278件へ減らしました。基本は1記事1カテゴリー。テーマが本当にまたがる場合だけ2カテゴリーです。
これはWixが1記事に複数カテゴリーを付けられないからではありません。Wixでは複数カテゴリーを割り当てられます。あえて僕の運用ルールとして1〜2個に絞りました。
13カテゴリーは、301してから削除した
カテゴリーを整理するとき、古いカテゴリーをいきなり削除するのは避けました。
デジタルマーケティング、SEO、動画、デザイン、Web3.0など、使わなくなる13カテゴリーには、それぞれ移行先を決めました。
旧カテゴリーURLから新カテゴリーURLへ301リダイレクトを作り、リダイレクトが正しく動くことを確認してから旧カテゴリーを削除しました。
カテゴリー整理は、管理画面をきれいにする作業ではなく、すでに存在するURLをどう扱うかまで含めて考える必要がありました。
僕は「カテゴリー=フロア、クラスター=本棚」と考えることにした
整理していて一番しっくりきたのが、図書館のイメージです。
カテゴリーは図書館のフロア。AI、Web広告、BtoBのような大きな区分です。
その中にある記事クラスターが本棚。例えばWix SEO、SNS広告、AIワークフローのような、もっと具体的なテーマです。
そして個々のBlog記事が本。
この考え方に変えると、「Wix SEO」という検索テーマをカテゴリーとして新設する必要はありません。Webサイトというフロアの中に、Wix SEOという本棚を作ればいい。これでカテゴリーが無限に増えるのを止められました。
Blog全体を束ねる親ガイドも作った
さらに、11カテゴリーを横断するBlog全体の親ページとして、「海辺の部屋|Blogテーマ別ガイド【2026年版】」を整備しました。
カテゴリー、クラスター、記事がバラバラに存在するのではなく、上からBlog全体を見渡せる入口を作るためです。
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内部リンクは「SEO施策」より、読者の次の疑問から考えた
内部リンクを直していると、「このリンクはSEO評価を渡せるか」と考えたくなります。
でも243記事を一気に触ると、その考え方だけでは不自然なリンクだらけになります。
僕が最後に採用した基準は、「この記事を読み終えた人が、次に何を知りたいか」です。
例えばWixのインデックス問題を読んだ人なら、次にサイト構造やサイトマップが気になる。SNS広告戦略を読んだ人なら、次にKPIやクリエイティブが気になる。
その順番でつなぐと、結果としてテーマクラスターにもなります。SEOのために人間の導線を作るのではなく、人間の導線を作った結果としてサイト構造も分かりやすくなる。その順番にしました。
では、これでSEOが上がったのか?まだ分からない
ここは前の記事と同じで、結果を急いで断定しません。
内部リンク243記事の再構築とカテゴリー24→11の整理は、2026年9月に行ったばかりです。Googleが新しいリンク関係やサイト構造を再クロールして評価するには時間がかかります。
Google自身も、サイト変更の検索結果への反映には数時間から数か月かかることがあり、一般には数週間待って効果を評価するよう案内しています。
だから今は、「整理したから順位が上がった」ではなく、「サイトを論理的に整理し、今後Googleの反応を観察できる状態にした」と考えています。
Wix Blogの記事が増えたら、僕ならこの順番で整理する
1. 全記事一覧を出す。
2. 本文内部リンクがない記事を探す。
3. カテゴリー数と、1記事あたりのカテゴリー数を確認する。
4. カテゴリーとタグが同じ役割になっていないか見る。
5. 大きなテーマだけをカテゴリーとして残す。
6. 古いカテゴリーURLは必要なら301してから整理する。
7. 関連記事を、読者の次の疑問に沿って内部リンクする。
8. 新しい記事を公開するときは、既存記事から新記事へのincoming linkも作る。
9. Search Consoleでクロール・インデックス・検索クエリの変化を観察する。
まとめ:記事数が増えたら、「書く」より先に「つなぐ」を考える
243記事を整理して感じたのは、記事数が増えるほど「良い記事を書く」だけでは足りなくなるということでした。
記事同士の関係が見えない。カテゴリーが増え続ける。古い記事が孤立する。これらは1記事ずつ見ていると気づきにくい。
だから今の海辺の部屋では、新しい記事を公開するたびに、どのカテゴリーに置くか、どの記事からリンクするか、次にどの記事へつなぐかまでをセットで考えています。
WixのSEO設定だけではなく、Blog全体を一つの情報構造として運営する。243記事を触って、ようやくそこに戻ってきました。
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参考資料
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