【今日も、福島の方々に思いを馳せて。】
<ニュース>
ドイツで「脱原発」が実現 稼働していた最後の原発3基が停止
よく
「ドイツはフランスの原子力発電の電気を輸入している」
と言われますが、これ
「正反対の間違い」
です。
ドイツは電気輸出国で、フランスにも輸出しています。
ロシアのウクライナ侵攻後、58基の原子力発電を有するフランスは「電力輸入」が「電力輸出」を上回り、毎日ドイツから電気を輸入しています。
ドイツの現在の発電の内訳は、自然エネルギーが47.9%をしめ
・風力発電:23%
・太陽発電:11%
・バイオマス発電:8.9%
・水力発電:4%
で、原子力発電の割合は、12%です。
東日本大震災後、徹底的して、自然エネルギーシフト、脱原子力発電をかかげ、かなりの成果をあげているのです。
ドイツと日本の国土はほぼ同じ大きさですが、日本は海に囲まれているので、洋上風力発電のポテンシャルは日本の方がはるかに高いのです。
日本は、現在、54基の原子力発電のうち、稼働しているのは10基。
いくつかは、廃炉の方向に進めていますが、耐用年数を60年に伸ばし、基本的には「再稼働」の方針です。
機械は「動かさない」とすぐにダメになります。
乗らなくなった車のように。
常に動かしていることで、正常運転を維持できます。
東日本大震災いらい止まっていた原子力発電を再稼働することは、予期せぬ不測の事態を起こす可能性が非常に高く、とても危険なのです。
この12年間、どれだけ電力に真剣に向き合い、実践してきたか、の成果が出ています。
日本も、プロパガンダに惑わされず、ドイツのように「真の脱原発」に向けて動き出して欲しいと、切に願います。
今日も、福島の方々に思いを馳せて。
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