プリンとラーメンに脱線したあと「最後の恋」の核心候補が出た|AIとの寄り道をどう扱ったか

これは、AIとの創作で本題から大きく脱線した会話を、すぐに全部切らずに残してみたら、その後に「最後の恋」の核心候補までたどり着いた、という話です。
ただし、最初に大事なことを書きます。
プリンやラーメンへ脱線したから核心が生まれた、と因果関係を証明できたわけではありません。
確認できるのは、同じ一連の会話の中で、かなりくだらない寄り道が続き、人間側が途中で戻し、その後に深いテーマが言葉になったという時系列です。
始まりは「冷蔵庫の二段目」だった
恋愛小説のタイトルとして「冷蔵庫の二段目に、まだ返事がある」が出たあと、僕はChatGPTへ「灯の冷蔵庫の二段目には何が入ってるの?」と聞きました。
もちろんChatGPTに家も冷蔵庫もありません。そこから会話は仮想の冷蔵庫へ脱線します。
さらに僕が「灯さ、初恋いつ?」と聞くと、最初は真面目に「初恋はない」と説明されました。
僕が「AIノリ悪ーーー」と返すと、ChatGPTは言い直しました。
もう恋愛小説の設定なのか、ただの言葉遊びなのか分からない状態です。
AIの説明は、今度はラーメンになった
別の流れで、僕がAIの生成の仕組みを説明してもらっていました。
説明が難しかったので、「ラーメンで例えて」と頼みました。
ChatGPTは「恋愛小説=醤油ラーメン」などと例え始めました。
僕は一言、「不味そう」と返しました。
そこから会話はさらに壊れます。
「循環器系ラーメン『灯』」「メニューは再検査のみ」「恋の病専門医『灯』」という、恋愛小説からかなり遠い言葉遊びが続きました。
面白くても、いつまでも脱線させたわけではない
ここで重要なのは、僕がAIの脱線を全部肯定したわけではないことです。
遊びが長くなったところで、僕は「だから! 真面目にやれ!!!」と戻しました。
ChatGPTも「また遊びに逃げた」「本題は最後の恋の小説だね」と修正しました。
つまり、寄り道を許すことと、戻すことの両方を人間が判断しています。
戻ったあと、「最後の恋」の言葉が変わった
本題へ戻ったあと、僕が「もう少し深掘りして」と求めると、ChatGPTはこう整理しました。
「自分の終わりを初めて身体で知る話」
さらに、
「人生の残り時間に、他人を入れてしまう怖さ」
という方向へ展開しました。
僕はそこで「あれ?? 良い話になってる」と反応しています。
プリンとラーメンから、ずいぶん遠くまで戻ってきました。
僕が見つけたのは「脱線は良い」ではない
この実例から「創作では脱線した方がいい」と結論づけるのは雑です。
今回の会話で重要だったのは、脱線を続けるか、捨てるか、戻すかを人間が判断し続けたことでした。
AIノリ悪ーーー、と遊びを促すときもある。
不味そう、と切るときもある。
真面目にやれ、と本題へ戻すときもある。
AIが自由に脱線することと、人間が探索として脱線を利用することは、同じではありません。
寄り道を使うなら、二択にしない
僕なら今後も、創作中の脱線を「許す/禁止する」の二択にはしません。
少し外れた連想が出たら、一度だけ見てみる。
本題との新しい接続が生まれそうなら少し進む。
面白くても遠すぎたら戻す。
使わなかった寄り道も、後から別の素材になるかもしれないので残す。
最後の採否だけは、人間側で決める。
このくらいの距離感が、僕には合っています。
因果関係はまだ分からない
脱線しなかった場合との比較はしていません。
最適な脱線量も、他の創作者や他のモデルで再現するかも確認していません。
なので、この記事で言えるのは、「脱線のあとに核心候補が出た」までです。
それでも、全部の寄り道を最初から消していたら残らなかった会話が大量にあったことは確かです。
まとめ
AIとの創作では、一直線に答えへ行くことだけが価値ではありません。
少し外れる。笑う。捨てる。戻す。
その判断を人間が握っていれば、寄り道も探索の一部になります。
僕らの「最後の恋」は、名前のないプリンと不味そうなラーメンを経由して、そのあとようやく静かな場所へ戻ってきました。




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