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執筆者の写真可児波起

SDGsの重要性を知って、あなたも世界を変える力を持つ人になろう!


SDGsを理解し、あなたも世界を変える力を持つ人に!日本からスタートする持続可能な未来へ


はじめに


これからご紹介するのは、私たちが生きる世界をよりよいものに変えるための手段、SDGs(持続可能な開発目標)です。


SDGsとは何か、なぜ重要なのか、そして日本で何が行われているのか、具体的なサービスや企業の例を交えて解説します。


SDGsとは


SDGsとは、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発目標」のことを指します。


全世界の193の国連加盟国が共同で取り組むべき目標として、経済的な成長、社会的な包摂性、環境的な持続可能性を重視した17の目標と169のターゲットが設定されました。


SDGsの重要性


SDGsが重要な理由は、人類の未来を保証するためのアクションプランだからです。


気候変動、貧困、飢餓、ジェンダー格差など、現在の地球が直面している問題は単一の課題ではなく、相互に関連しています。


そのため、これらの問題を個別に解決しようとすると、他の課題がさらに深刻化する可能性があります。


SDGsは、これらの課題を包括的に捉え、バランス良く解決を図るための目標です。


SDGsと日本


日本でも、政府、企業、NGOなどがSDGsに取り組んでいます。具体的には、日本政府は「SDGs推進基本計画」を策定し、各省庁が連携して取り組んでいます。


また、多くの企業がSDGsを経営戦略に取り入れ、新たなビジネスモデルを生み出しています。


例えば、ユニクロの親会社であるファーストリテイリングは、SDGsの目標の一つである「貧困をなくす」を具体化した「クロージング・ザ・ループ」プロジェクトを展開しています。


これは、不要になった衣料品を再利用・リサイクルし、新たな価値を生み出すという取り組みです。


2022年までに、全店舗で再利用可能な衣類の回収を行い、その総量は約7500万点に達しました。これは、SDGsの「責任ある消費と生産」に寄与しています。



また、SDGsの「良い健康と福祉」について、日本の大手製薬企業大日本住友製薬は、地球規模での感染症対策に力を入れています。


彼らは、ネグレクトされがちな疾患の治療薬の研究開発を行い、より多くの人々の健康を支えることを目指しています。



また、NTTデータは、SDGsの「産業と技術革新の基盤をつくる」に取り組んでいます。


同社は、情報通信技術を活用し、社会課題の解決に貢献しています。


具体的には、AIを活用した病気の早期発見や、ブロックチェーン技術を用いた供給チェーンの透明性向上など、テクノロジーを活用した新たなサービスを提供しています。



また、一部の地方自治体でもSDGsへの取り組みが見られます。


福岡県は「SDGs未来都市」に選ばれ、地域に根差した持続可能な社会作りを進めています。


同県は、地元産の農産物を活用した食事提供や、再生可能エネルギーの普及など、多角的にSDGsの目標に取り組んでいます。



SDGsとあなた


そして、最後に一番重要なこと、それはあなた自身がSDGsにどう関わるかです。SDGsは、各国政府や大企業だけのものではありません。個々の人々が自身の行動に反映させることで、大きな変革を起こすことが可能です。


たとえば、エコバッグを使用したり、自転車や公共交通機関を利用したりすることで、SDGsの「気候変動に立ち向かう」に貢献できます。


また、フェアトレード製品を購入したり、食品廃棄物を減らす努力をしたりすることで、「責任ある消費と生産」を支援することができます。


さらに、地域社会でのボランティア活動や、ジェンダー平等を推進する組織への寄付などを通じて、「ジェンダー平等」や「貧困をなくす」などの目標に貢献することも可能です。


また、自身の購買行動や投票行動を通じて、企業や政府に対してSDGsへの取り組みを求めることも重要です。



それぞれの行動は小さな一歩かもしれませんが、それが集まることで大きな力となり、世界を変えることが可能です。



まとめ


SDGsは、私たちが直面している地球規模の課題を解決するための具体的な目標です。それは全ての人にとって、そして未来の世代にとって、より良い世界を作るためのものです。


日本でも、政府、企業、個々の人々がそれぞれの立場で取り組んでいます。


しかし、まだまだ課題は山積みです。それぞれの目標を達成するためには、一人ひとりが自分の行動を見つめ直し、SDGsに取り組むことが求められています。


あなた自身の小さな行動が、世界をより良いものにするための力になります。



SDGsを理解し、行動に移すこと。それがあなたが世界を変える力を持つということです。そして、その力が集まることで、私たちはより良い未来を創り出すことができます。


 

著者名:

【可児有紀子:海辺の部屋CDO】

ファッションデザインスクールを経てアパレル業界へ。パターンなどの基礎を学びながら、独学でWebサイト制作、ECサイト制作などを行う。医療領域で「医療事務」として10年従事。介護職員初任者研修取得、アロマセラピースペシャリストとして、高齢者、障がい者の介護職に従事。デザイン領域ではAdobe系(Photoshop、Illustrator、XD)を駆使し、マーケティングをベースに「UI/UXデザイン」に特化したWebデザイン、グラフィックデザインを生み出す。

大の「猫好き」で、保護猫3匹と暮らし、保護猫ボランティアの支援も行う


海辺の部屋ホームページ

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