現場で伝わる「言葉」と「手触り」デジタルマーケティング、生成AI、ライティングの現場から
- 可児波起

- 7月12日
- 読了時間: 3分

🎈【現場で伝わる「言葉」と「手触り」】🎈
この数カ月、いくつかのプロジェクトを通じて、「現場のリアルな声」や「本気の熱量」をどう伝えるか、あらためて考え続けてきました。
まずは、国内シェアNo.1のBtoB企業でのWebマーケティング勉強会。
テーマは
「プラットフォーマー時代のWebマーケティング」
GoogleやSNSが“なぜ無料なのか”、アルゴリズムや広告の本質、「個人情報」がどう使われているのか。
その中で僕が一番伝えたかったのは、「マーケティングは愛」だということ。
マーケティングの現場では、すぐに手法、やり方から入り、本質的なインターネットの構造などを教えてくれません。
ですので、数字や手法の話だけじゃなく、
「目の前の誰かの心をどう動かすか」
という、人間味の話になると空気がぐっと和らぎました。
勉強会後、参加者からは
「スマホを皇居のお堀に投げ捨てたくなる話でスタートして、一気に引き込まれました(笑)。広告やAIの仕組みを前向きに考え直すきっかけになりました」
「“マーケティングは愛”という言葉、まさに現場経験を重ねてきた可児さんだからこそ響きました」
「数字や理論も大切だけど、“人の気持ちをどう動かすか”を改めて意識したいと思いました」
など、温かいリアクションを多数いただき、僕の方こそ勇気をもらいました。
続いて、名古屋で、20店舗以上を展開する企業で、全社員向けに
「生成AIをビジネスに活かす」
セミナーをオンライン&ワークショップ形式で開催。
ChatGPTやGeminiの基本から、プロンプトのコツ、AIとの対話を重ねる方法、スクショや写真を読み込ませてトラブル解決する実践的な使い方、ターゲット設計やペルソナ抽出まで、現場で“すぐ役立つAI活用術”を徹底的にシェアしました。
トップの部長さんからは
「出だしのアイスブレイクから一気にみんなの心を鷲掴みにし、最後のマーケティングの締めまで含めて完璧で最高でした。私自身大変勉強になりました。今後もよろしくお願いします。」
という感想をいただき、現場の熱と学びがそのまま伝わった手応えを感じました。
直近では、北陸を中心に町おこしや商店街再生に取り組む一般社団法人の代表の方から、
「自分たちの現場ノウハウを、きちんとした記事にまとめてほしい」
という依頼を受けました。
僕は丁寧なヒアリングに加え、ネット検索や生成AIを活用して、今の地方の状況や町おこしの意義を徹底的に調べ、約15,000字の長編記事に仕上げて納品。
苦労話やチャレンジ、実際の数値やKPI、現場の空気まで、そのままの温度でストーリーに落とし込みました。
記事を読んだ代表からは
「拝読しました!流石の設計力、文章力だと感銘を受けました。
私が一番伝えたかった“生産性のある事務局の必要性”や“商店街組織の変化”の部分が少し薄かったのは、これは僕がもっと思いを伝えておけば良かったですね。内容で違う部分は自分で直します!」
という、お褒めの言葉と建設的なフィードバックの両方をいただきました。
「現場のエピソードが満載で、本気で商店街を盛り上げたい人が“明日から動いてみよう”と思える内容でした」
「ストーリー仕立てで最後まで一気に読めて、どこからでも読みやすかったです」
「よくあるまとめ記事ではなく、実際に背中を押してくれるような力強さがあった」
など、現場に寄り添った記事だからこその声をたくさんいただけました。
今回、あらためて思ったのは、
「現場で本気でやってきた人のリアルな声や空気」
を、そのまま言葉で伝えることこそが、人の心を動かすんだということ。
データやAI、仕組みもどんどん進化しているけれど、
“誰かのために本気で考える・届ける”
という、熱のこもった言葉や体験こそ、最後に人を動かす力になる。
これからも、“現場発信”の記事や勉強会を通じて、
誰かのチャレンジや希望が広がるような、そんな仕事を続けていきたいと思っています。
海辺の部屋CEO
可児波起




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